ブログを書き続ける理由

こんにちは

あおきゆうこです。

わたしが、こうしてずっと不倫された方に向けてブログを発信しているのは、なぜだろう?

もう、書きたいことは書き尽くしたし、文字で書けることも書き尽くした感があります。

けれど、終えようと思わない。

それは、あの時の自分を忘れていないからかな。

忘れたいと思ったことがないからかもしれない。

なぜなら、ほんとにほんとに辛かったから。

そこから這い上がったら、何1つ変わっているものはないのに、すべてが違う世界のように感じて、生きることの素晴らしさとか、幸せが身にしみたのです。

配偶者の不倫

この世にこれほど、辛いことがあるのかと。

大好きだった両親、それぞれ残り余命をドクターに宣告された時

そして、亡くなった時

それも、二人とも病院側のミスで少し早まってしまったのを知った時

息子が、永遠の10歳として生きることになると宣告された時

どれもこれも、衝撃だった。

それでも、前を向けた。

いや、向いた。

でも、夫の不倫は、頭では前を向くぞ!と思っても、なんせ心がまったくついてこない。

頭と心が完全に分離して、一番信じていたものがすべて消えて、この世の景色がすべて色褪せて、今まで生きてきた意味すらわからなくなった。

たかが、不倫ではないか。

頭では、

遊んでたことを知ってしまっただけで、生活はなんら変わりなくやっていけるではないか。

子どもたちが成長するまで、お金さえもらっておけばいいではないか。

自分も他に男を作ればいいじゃないか。

こんなことするヤツなんて、必要がなくなれば捨てればいいじゃないか。

そんなふうに、何かで割り切ろうと思った。

でも、そう考えれば考えるほど、心は暴れる。

どうしようもない不安感

なにもかも、壊したくなる衝動

夫も相手も傷つけてやりたくなる衝動

なにより、自分が消えたくなる、いや、いない方がいいのかもしれないという感覚

寝ることが趣味だったのに、眠れなくなった。

夫のこと、女のこと、それしか頭になくなった。

夫の目の前で、腹いせに、自分をグッサグッサと傷つけたらおもしろいかも。

それで、あっちの世界に行くならそれもいい。

わたしは、元々異常な人間なのではないか、どこかおかしいのではないか、と思ったり。

あなたも、1つくらい思い当たりませんか?

同じだ。

同じだった。

苦しいよね。

そんなとき、どうしようもなく苦しいよね。

わたしにもそんな苦しみがあった。

けれど、抜けたの。

その、出口のないトンネルから光を見つけることができて、自分も抜けられるかもしれない。

とにかく、進んでみよう。

そう思った。

それが、夫婦再生を果たしたという人のブログと出会ったときでした。

もう、何年も前に更新は止まっていたけれど、そこに行き着いたってことは、わたしもそうなれるのかもしれない。

そこに、一縷の望みを託した。

やり直したという人が一人でもいるなら、わたしだって無理なことではない。

誰かにできることは、自分にもできる。

諦めなければね。

そこからでした。

そして、わかったこと。

夫の不倫が、きっかけではあったけれど、あそこまで落ちたのは、わたしが自分の価値について、それまで考えたことがなく、もっといえば、自分のことを考えるってなにかすら知らなかった。

夫が不倫したことで、あんなに苦しんだと思ったけど、実は違ったと知ったとき、スルリと何かがわたしから落ちていった。

どんどん楽になっていったし、それと比例して夫との仲もどんどんよくなっていった。

このあたりも、その後エネルギーについて学んだとき、ものすごく腑に落ちました。

だから、伝えたい。

あなたの夫が不倫した、今も継続中であったとしても、

それはあなたの価値とは、無関係

あなたの価値は、他者に左右されるものではないのだということ。

自分に価値があると思えばいい。

なんてことを言ってるのではないのですが、

とにかく、無意識に、夫の不倫と自分の価値を同一化させていることに気づいて欲しい。

そして、自分は自分

夫がどんなにイカれていても、あなたまでイカれることはない。

地に足をつけて、あなたの人生を歩けばいい。

本当に深くつながっているのなら、必ずあなたの夫も変わってく。

あなたが思うこと、感じること

プラスもマイナスもあって当たり前

それら、全部オッケーしよう。

とんでもないブラックな自分と遭遇すると思う。

それは、おめでとう!なこと。

自分で自分を知れたってことは、素晴らしいことだから。

お会いできる方には、そういう話をたくさんしていきたい。

その人の糸がなにで、絡まっているのかも伝えたい。

それらは、夫婦再生のため。ということではなく、自己再生のためです。

まっだまだ長い人生

特にあなたが、ママであるなら、子どもの今後も含めて、幸せに生きるため。

夫の不倫があったのだな。

心からそんなふうに思える日を迎えたい。

そういう人へ、このブログは、書けるだけ書き溜めて、ずっと残しておこうと思っています。

もう、終わろう。

そんなふうに、自然と思う日まで。