心の地雷

今日の記事も対処療法といえばそうなるかもしれないのですが。。。。

不倫が発覚した。という時点で、心の中に数々の地雷を埋め込まれたのと同じようなことが起こったとしましょう。

これ、本物の地雷と違うのは、埋め込んだ人の意思があるかないか。。。

不倫した人は、妻の心に地雷を埋め込んだつもりなんてゼロという人の方が多いです。

妻を傷つけるために不倫したわけではなく、不倫したことがばれたので、妻が傷ついただけのこと。

そう、夫からしたら、それだけのことだと思っている人が多いのかもしれない。

だから、それは地雷に匹敵するかのごとく、命まで危うくなる危険のあるものなんだということ。

心がいつも安定できなくなるものなんだということです。

その地雷を、

あなた(夫)が埋めたんだ~~~~~~~

ってことに気付けよ!!!!!

ってことなんです。

夫婦の再生は、まずここから始まります。

一方的に不倫された人が勝手に傷ついたのではないということの自覚

傷つけるためにした不倫ではないが、傷つけてしまったのだ、ということを自覚するべし。

そしてその地雷はいつどこでどんな破壊力をもって爆発するか、双方がわかっていないということ。

発覚直後はしょっちゅう爆発するでしょう。。。。

なので、腫れものにさわるかのごとく、やさしくやさしく扱わないと、妻の心はつぶれてしまう。

が、夫がいくら気をつけても、この頃って自爆させる妻がとても多い。

自爆させて、自ら傷つくことによって地雷を減らしているわけです・・・・

が、爆発して地雷が減れば、それで平和になることはない。

必ずどこかに負傷をおうことになってしまうので、やはり自爆はしないに限るのです。。。

要は、地雷撤去作業を行うということ。

が、どこに埋まってるの?って聞いても、どこだろう・・・

妻自身もわかっていない人が多いです。

ようするに、自分は何をどうされたら爆発するのか?ってこと。

何がスイッチになって爆発するのだろう?

埋め込まれた地雷はどうやって撤去すれば一番安全なのだろう?

このあたり、他の人にきいてもわかるわけがないのです。

絶対夫にもわからないから。
人の心だもの。。。。

そんなことが分かる男は不倫なんてしない!!!!!!!!!

なので、自分で地雷のありかくらいは、探せるようになりましょう。

どうするか?

なんの話をすると心が痛むのか?

その痛みの奥って何?

というような部分。
これ、意外と自分でわかっていない人が多くてね。

この部分が、スムーズにわかる人は、どんどん自分で地雷撤去できるし、夫に手伝わせる時も的確な指示ができます。

ああしてほしい、こうしてほしい。

とタイミング良く夫を使うことができる人

あなたが埋めた地雷を撤去しろ。。。といわれても、心から喜んで手伝えるわけがありません。

爆発しないか・・・・自分に害が及ばないか・・・

そんなふうにビクビクしながら撤去を手伝うわけです。

あるいは、そんなもん、しるか~~って夫もいます。

だからうまく行くわけがなのです。

ある程度、自分の中に埋まっている地雷の本性?くらいは自分で知っておきましょう。

が、なかなか自分で知ることは難しいので、ついつい放置しちゃう。

痛いのに、夫に話さなかったり・・・・

本当は手伝って欲しいのに、夫が怖がるからと、一人でがんばってみたり・・・・

それでは、再生はうまくいかないですよ!!!!!

自己責任です。

あなたが埋めた地雷。

あなたも責任をもって撤去することに参加しなさい。

これは言う権利があるのです。

一人でがんばらなくてもいいのです。

地雷の種類さえ自覚できたら、こんなふうにいたわってほしい。と要望をだしていいのです。

それを拒否する男なら、あなたは一生地雷と共に生きる覚悟をするか?

一人で撤去する覚悟をするか?になるのです。

どっちも怖い。。

という人は、一生地雷と共に生きる覚悟なしにそうなってしまう。

だからこそ、いつまでも、何年も何年も辛い時間が続き、目の前にいる夫は地雷を埋めたことなんて、いつの話????になっていきます。

いつの話?になったとき、突然自爆させるものだから、夫はビックリ仰天!!!!

まだそんなもの、もってたのかよ!!!!!になってしまうのですね。

どうか。

心の傷を夫にみせてほしいと思います。

こんなにえぐられたよ。あなたに・・・・

どんなふうに自分が考え、どんなふうに辛くなって悲しくなったのか?

それらをそのまんま夫に話してほしいです。

いきなり、地雷撤去しろよ!!!!っていうのではなく、

あなたは地雷を埋めたんだよ。。。と語ってほしい。

本当は、あなたと別れて、一人で撤去しようとも思ったけれど

やっぱりそれはしたくないから、手伝って欲しい。

~~~をしてほしい。と要望をだしてほしい。

あなたが、傷を癒せるであろう方法を夫に教えてあげてほしい。

具体的案がないと、夫だって地雷を撤去するのに手伝いようがないのだろうから・・・・

そんなこと、私にもわからない。って方は、ぜひじっくり自分と向き合ってください。

夫婦の再生ってね。

まずは、自分からです。

自分の心をきちんと自分で整理して、何を夫にしてほしいのか?

何をしてもらえば、心が癒えて行くのか?

ただたんに、不倫したことを責めても過去は変えられないからね。

地雷を埋めこんだ夫であっても、そんなつもりではなかったと反省してくれる人であれば

一緒に撤去してもらえばいいのです。

いつまでも不倫問題で悩みを抱えているという人は、地雷がたくさん残っているのでしょうね。。。

***

私のサポートでは、この地雷に焦点をあてているものがあります。

そのコースでは、徹底的に地雷をみつめてもらっています。

ご主人に手伝ってもらう撤去法ではなく、自分でまず地雷の種類を自覚し、それらを自分の手で撤去する方法をハウツーしています。

が。

厄介なことに、撤去した。。。と思っても、まだどこかに埋まっているってことが多いのですね・・・

でもね、このコースを終えた人たちに言いたいのは、

撤去する方法を忘れないでほしい。

1から同じ方法で地雷がでてきたときには、撤去してみてください。

それでも無理なら、地雷の存在をご主人に話して、一緒に撤去してもらいましょうよ。

発覚から時間が経ってしまうと、その話を蒸し返すことが難しくなってきます。

これ、理由は2つ

1、まだそんなこと言ってるの?と夫に思われたりしないか?

2 いつまでも過ぎたことをいうのは、夫がかわいそう

これね、ぜんぜん意味が違うのです。

これ以上言ったらかわいそうだ。って言う人はとても多い。

でも、実は本当の理由は1番で、まだネチネチしてるの?嫌な女だって思われるのが怖い。←自己防衛

これが理由としてある限り、地雷撤去は進まないです。

手伝ってもらうこともできなければ、自ら撤去することも非常に困難

2番の境地になっている人

この場合は、地雷があったなと思っても、夫にうまく伝えることができます。

あるいは、自分でそっと処理することができるようになっているはず。

そして2番目の境地になれる人というのは、妻の努力だけでは難しく、夫がちゃんと再生に前向きで、

自分のしたことに反省をしている。ということが、きちんと妻に伝わっている人でないと思えないだろうなあと思います。

ここまで来るには、かなりの地雷を爆発させてきたはずです。

それでも、お互いそこから逃げずに頑張ってきた夫婦

そういう夫婦であれば、お互いの傷をお互いで癒しあうこともできるでしょう。

地雷とは、、、、

妻の心だけではなく、実は夫の心にも埋め込まれていると気付ける人でしょう。

どうやったらお互いが地雷のない心になれるのでしょうね?