夫婦再生事例 その12

Mさん 

Mさんが私の元へこられたとき もうとにかく手放したい。

自分が変わりたい!という明確な意志をお持ちでした。

お話を伺うと、ご主人に言われた一言での傷つきがとても大きかったようです。

不倫相手とMさんを比較する悲しい言葉にかなり傷ついて立ち直れないほど心を痛めておられました。

Mさんはとっても正直な方で自分の感情はそのままお話しされる方でした。

けれど、ご主人には、言いたいことを言うのを我慢していてそれがかなり心に蓄積されていたように感じましたね。

気持ちを伝えるということがどういうことなのか?

というところをかなりお話しさせていただきました。

気持ちを伝えるのが怖いというふうに思うのは、相手に自分の気持ちをわからせようとする。

ようするに、コントロールしてやりたいという意志がでてしまうから、相手が逆切れして怖い。

嫌われるのではないかという不安などが出てしまって言いたいことが言えなくなる。

どういえばいいのだろう?というところをすごく悩まれていました。

主人に自分の気持ちを伝える・・

このことが出来るようになったのは大きかったですね。

主人を責めるのではなく「辛いよ」「悲しいよ」などの
気持ちを伝えること。

これ凄いです。

主人の返事や意見は聞いていませんが、拒否や逆ギレされない
だけでも成果です。

なおかつ、伝えることが出来て自分の心がスッキリする。

これが出来るようになり、随分心が楽になりましたし
自信にも繋がりました。

Mさんたちはご夫婦でかなり縛り合っていました。

お互いの自由をお互いが奪っている。

要は共依存状態です。

自分のやりたいことを我慢する。

そして相手にも我慢させる。

ということが日常でしたので、そりゃあ、大変だったと思います。

依存状態にあるわけですから、それがこのご夫婦には普通の状態であり、そこから自由な夫婦になっていく。

というところに時間がかかりました。

本来Mさんが持っていた夢やら願い事

それらって叶わないことではなく、叶わないように自分たちがしているというところ。

自分次第で叶えていくことができるんだよっていうサポートでした。

私はやりたいことがたくさん「あります」し「ありました」。

「ありました」については、主人が「ダメだ」と言うだろうと
分かっていたので諦めてきたことです。

主人とケンカをしてやりあってまで自分を貫くことは
私には出来ませんでした。

だけど、あおきさんのカウンセリングを受けるうちに
私は変わりました。

自分の夢や、やりたいことに罪悪感を抱かなくなったのです。

主人は今でも反対したりいちゃもんをつけることはありますが
私が自分を貫いているので、最後は主人が折れます(笑

逆ギレも、もう怖くありません。

今もご主人は時々逆切れをするそうです。

けれど、どうして切れるのか?というところをMさんが汲み取ってあげることができるようになったので
恐怖感がなくなったのですね。

切れるというのは、向こうだって怖いわけです。

俺をみとめてくれ! という叫びですから、それを素直に表現できないからこそ逆切れするわけです。

そのあたり、面倒だなって思うほどに妻がなれればもう怖いものなんてありません。

Mさんは、自分のことをとても責めていました。

ぜんぜん自分のせいではないことまで、私が悪かったの?

と過去にまで遡って責めていたのです。

私のせいで、主人の人生が苦しく過酷なものになってしまったのか?と。

不倫されたのも私のせい?
私は一生懸命尽くし愛したのに・・・

自分自身を全否定もしました。

でも、あおきさんのおかげで私は解放されましたよ。

カウンセリングは、自分と向き合わないといけないので
辛い日もありましたが「変わりたい!!」

あおきさんにも何度も言いました。

「私、変わりたいんです」

この気持ちが変わることだけはありませんでした。

今は、主人のことや不倫問題、フラバなどで苦しむことは
一切ありません。

資格を取る勉強をしたり好きなことが出来るようになりました。

あおきさんに出会えたことに本当に感謝しています。

頑張った私を褒めてあげようと思います。

今も一人で出かけるというと、ついていくというご主人だそうです。

Mさんのことがかわいくて仕方ないのがとても伝わってきます。

うまくご主人を掌の上で転がせるようになってきたら、Mさんの自由もどんどん広がるかと思います。

好きな道に進むための資格に向けて勉強したり、社会貢献をしたり。

活き活きとしたMさん

ここまで来るのに3年かかりましたが、しっかり不倫されたプラスはみつけられたようです。

これからも仲よくね!