不倫した夫を好きだという気持ち
感情の中で、もっとも尊重したいと思うのが「好き」という感情です。
これは、どんなことにもつながるものだから。
不倫発覚後、自分たち夫婦はどうすればいいのか?と途方にくれるかと思います。
そのとき、思考人間であれば、たぶんあれやこれやと、いろんなことを考えるでしょう。
子供がいるのであれば、別れたら子供に申し訳ないとか、専業主婦であれば、仕事を探すことから考えないといけないし。。。
であれば、別れるのは、めんどうなのでとりあえず一緒にいようかとか。
もちろん、そういう選択肢もありですので、そうやって即効で離婚せず自分の気持ちの推移を見極めるのは
一番の得策だと思います。
が、再生するとなったら、今度は思考を優先させる人は、大きな大きな壁にぶつかることになります。
その壁とは、自分の思考ですよ。
ああでもない、こうでもない。
そしてそれはたいていが、自分の思考の中に入れ込んでいる相手の思考の推測です。
自分はどう思っているのだろうか?ということを思考するのなら、いっくらでも考えてみればいいんです。
そうしたら、必ず突破口はみつかりますから。
けれど、そうではなく、夫はどう考えているのだろう?
とか、夫はああ言ったけれど、どういうことだろう?とかね。
はっきりいって、考えてもわからない他人の思考をあれやこれやと考え、自分に都合の悪い方向へと答えを導き、そうしてどんどんドツボに自分がはまり込んでいくという壁です。
この壁の突破口はないですよ!!!!
相手に焦点をあてて考え続ける限り、壁はどんどん高くなり、自分は越えられない。。という思い込みにいたってしまいます。
シンプルにいきましょう!
あなたは、ご主人のことが好きですか?
これこそが、今後どうするか?の答えですよ。
不倫なんてされたってわかっても、まだきっと好きなはず。
だからこそ、辛いと思い、悲しくもあり、怒りもわくわけではないですか?
すでに好きだという気持ちは失せていたところに、不倫が発覚しても、馬鹿にされた!
というような思いはでるにしても、悲しみとか辛いという気持ちにはなりませんよね。
好きであればどんなことでも乗り越えることができるはずです。
仕事でもそうですよね?
上司が最悪だったり、部下にも恵まれない・・・
お客さんもたちの悪い人が多かったりもする。
けれど、もし、自分がその仕事を好きだと思えているのなら、辞めることはできません。
スポーツもそうだと思います。
勝つために苦労をして辛い練習をする。
協力してくれない仲間がいたとしても、そのスポーツが好きであれば、やめられません。
そのチームを辞めても、他のチームに入ったり。
その会社を辞めても同じ業種の会社に行ったり。
それ自体を辞めたいと思わないのは、それが好きだからこそだと思います。
結婚も同じ
相手を好きだと思う限り、何があっても乗り越えたいと思うと思います。
別れたくないという気持ちが出るはずですので、別れなくても済む努力をしようとするはずです。
何かをやり遂げたい。
絶対やり遂げるぞ!っていう強い思いをもてるときって、それが好きだからですよ。
やり遂げるには、継続する、維持するということも必要になります。
継続は力なりっていうように、どんなこともすぐやめてしまえば、望みはかないません。
やり遂げるという強い意志が芽生えるのは、前提としてそれが好きだという気持ちがあるかないか?
夫と夫婦として添い遂げたい。 と思うのなら、どんな苦労もいとわないはず。
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好きかどうかすら、今はわからない。という状況になっている方も多いかもしれません。
そういうときは、すぐ捨てるという行動をとらず、自分の気持ちがみえるまで向き合えばいいんですよ。
でも、自分の気持ちがわからないって言う人は、夫が自分を好きではないように思えるから、自分も夫が好きなのかわからない。
という方も多いです。
結婚したらいつもいつも好き好き!って思うことはなくなります。
けれど、嫌いになったら、夫婦を続けることはかなりきついですよね?
そしてね、好きだという気持ちがあれば、夫が不倫していたことを知っても、すぐには嫌いになんてなれません。
好かれていない。
自分より他に好きな人がいると知ってすぐ嫌いだって思ったのなら、それはもともと、夫という人を好きだったのではなくて、夫に好かれていてる自分が好きだっただけのことではないかと思います。
自分を好いてくれない夫は好きではない。
ということであれば、不倫問題という大きな問題を乗り越えようとするエネルギーもわかないでしょう。
人を好きだと思う気持ちは、その人を愛するという意志につながります。
嫌いな人を愛することなんて無理ですから。
ということで、一番大切なのは、自分の心の中にある「好き」という感情
皆さんはもっていますか?
それをぜひ大切にしてください。
もし、自分は夫を好きだったわけではない。
と自覚したのなら、そこから先の人生をそのときに考え直せばいいのだと思います。
好いてくれる人を好く
ではなく、
好きだから好き!
と感じる人のほうが間違いなく心の回復は早いですよ!