恐怖という箱からの脱出
こんにちは
あおきゆうこです。
日々、不安な中でお過ごしの方が多いかなと思います。
不安なときに付き物というと、恐怖ですよね。
何か怖いものがあるから、不安になる。
なにも怖いものがなければ、不安にもならないですから。
ちょっとイメージしてください。
あなたは、人生道を歩いています。
その途中にいろんな箱がおいてあって、その箱の中で遊んできてもいいよという自由を得ています。
が、時々、その箱には入りたくないと思っているのに、誰かに押されて入れられてしまった。
という感覚の時もあります。
ま、たいてい恐怖の箱は、自ら好んで入る人の方が少ない。
恐怖という箱には、文字どおりたくさんの恐怖がつまっておりまして、
あれもこれも怖い
うわ。。そうなってしまったらどうしよう。
という不安に襲われる。
で、始末の悪いことに、恐怖というものは、それを感じさせる対象に怒りがわいてくる。
となると、不安と怒りに包まれてしまうのです。
おまけに、その箱の中にある波動は重いものばかりが見事に共鳴していて、あたかも不安なことが起こると、決めつけていく。
ああ、しんど。。。
出て来ればいい^ ^
自分の意志を持って。
それだけのこと。
やってしまいがちなのは、その恐怖という箱の外にいる人たちに
出して!!
悪い奴に閉じ込められた!
と、叫びまくり、エネルギー消耗。。。
いやいや、外からは開かないのですよ。
なぜなら
あなたが自らその箱に入ったから。
誰かに入れられたと思う限り出口すら見つけることはできない。
その箱に入ったのはなぜ?
1.自らそれらの恐怖と向き合いたかった。
恐怖とは、ただのイメージで、実体がないということを実感したかった
2.箱の中で怖い怖い、助けて!ということで、誰かの愛を感じたかった
3.その箱に入れたであろう人に、あなたのせいで、こんなに苦しいんだ。
だから、罪滅ぼしをしなさい。と、その人をコントロールしたかった
さて、どれが箱に入った理由ですか?
遠い過去、わたしも箱に入ってもがいていた時がありました。
その当時のことを思い返すと、ものすごい重圧感をいまもリアルに感じることができます。
息もできなくなるような重圧
なにをそんなに怖がっていたのだろう?
それは
まだ見ぬ明日
そこには、いまの自分とまったく違う自分がいるかもしれないという恐怖
夫がいなくなったら、どうやって生きていけばいいのだろうという恐怖
これといった能力もない。
魅力もない。
平々凡々の主婦が、子どもを三人も背負って生きてくことなどできないに決まっている。
という恐怖
では、どうやって箱から出たのか?
恐怖と向き合って一つずつ消していったから。
そもそも。物質など初めからなかったものと思えばいい。
愛する子どもたちさえいれば、なんとかなる。
お金は、夫になんとかしてもらおう。
好きな女と共に生きていくのなら、子どもに対する責任くらいはまっとうするだろう。
わたしだけなら、生活保護を受けてでも生きていける。
とにかく、毎日この重圧の中で死んだように生きるのだけは真っ平だ。
動く。
と、決めたから、抜けた。
抜けようと思って抜けたというよりは、抜けるぞと決めたら、勝手に外にでていた。
という感じ。
道を歩いていたら、墓地に迷い込んでしまった。
それでも、そのまままっすぐ歩けば抜けられるのに、
ぎゃー怖い!
なんか出てきたらどうしよう。
と、何か出てくるのが前提、しかも出てくるものはすべて敵!
みたいに思い込んでいるから、足がすくむ。
あまりの怖さに、こんなところへ連れてきた人に腹が立って仕方ない。
そんな感じになっているだけのこと。
あなたが、恐怖という箱に今身を置いているなら、その幽霊の正体をしっかりみてみよう。
もしかしたら、ただの布かもしれない。
もしかしたら、幽霊のふりした人かもしれない。
なーんだ。と思えたらまた動くことができるはず。
よし、歩くぞ!
そう思えたら、もう箱から抜けている。
抜け出したら、
あれ?
そこには、箱なんてものすらなかったことに気づくでしょう。
すべては、自分が勝手に作り出したものだとわかったら、笑えてさえくる。
怖いっていう感情は
自分を大切にしているっていうこと
何か守りたいものがあるっていうこと
だからこそ、自分への愛に基づいて、一歩前に出る勇気を持つことで、不安だらけの箱はなくなる。
その箱は、誰が作ったわけでもなく、自分が自分の愛に気付くため用意したにすぎない。
だから、絶対大丈夫な結末しかないのです。
あなたは、いつまで自分が作り出した幽霊の影に怯え続けますか?
そんな箱から出ておいでよ!
もっと楽しい笑いに満ちた箱もたくさんあるよ?
あなたがそれを本気で望み、作りさえすれば^ ^