被害者意識からどんな蜜の味がするの?

こんにちは

あおきゆうこです。

不倫問題とは、夫が不倫した。

っていうことが問題なのではないのです。

いや、もちろん、それはそれでかなりの問題ですよ。

でもね、そこばかりに意識をむけたら、された側は永遠の被害者となってしまいます。

だって、被害者だから。

夫が不倫したとしても、私たちされた側の人生はこれからも続くのです。

離婚を選択しないなら、その男と共に生きる人生が続くわけです。

自分を被害者の位置に据えたままの人生を歩きたいですか?

ってこと。

被害者って、それなりの旨味があるので、その旨味を味わう人生の方が実は幸せだと無意識が捉えてしまっている場合、手放せなくなるんです。

いくら頭では、もういらないって思っても。

もちろん、不倫発覚から一年やそこらは、被害者意識があってもいいと思います。

でもね、それと共に生きる辛さを感じるなら手放せるはずなの。

被害者であり続けて、加害者を責め続けることで、あなたは何を得ましたか?

夫のやさしさ?

自分の正統性の再確認?

そして、いつまで、被害者という位置に大切な自分を置いておきますか?

このあたり、根深いなっていう場合

夫の不倫が問題となっているのではないです。

根っこは夫ではありません。

うまくできているなあって思うのが、夫婦の組み合わせ。

地球上にこれだけの人がいる中、夫婦になるって、ある意味すごくないですか?

片思いでは結婚できないんですよ?

それも、同じ時期にフリーである必要があって。

すごいことだと思うんです。

ただの偶然ではないよね。

結婚することが必然だったから、その人と出会い、好きになり、一緒に生きようと思える瞬間に結婚するわけです。

なぜ、必然なのか?

それは、どちらか一方ではなく、両方にとって、その人と結婚することで、いろんな成長ができるからだとわたしは思っています。

まったく違う親の元で育った二人が、一緒に暮らすって、すべてがうまくいくわけがない。

それまでの人生で我慢が多かった人は、我慢しなくてよくなるため。

奔放すぎる人は、少し周囲に気を配れるようになるため。

人を思い通りにしたい人は、それは無理だと知るため。

一人で背負いすぎる人は、周囲に甘えてもいいことを知るため。

いろんな理由があるのではないかな。

もう無意識に自分の特徴となっているものを変化させるためには、思いっきり苦境にならないと無理なんでしょう。

なので、その環境をあえて作る側と、作られる側に分けられて、修行するのかな。

スピリチュアルに考えるとそんな感じかなと思います。

だからこそ、自分と向き合うことでしか解決できないようになってます。

夫が不倫した。

だから終わりにします。

という人も、しっかり自分と向き合っていかないと、同じような男とまた出会うし、次は自分がする側の役目を担ったりしてしまう。

なぜなら、無意識にあるものが変化していないと、そこから同じものを引き寄せるのでね。

目の前の不倫した夫を変えよう。

変わってほしい。

と願っている人は要注意

ある程度、落ち着いてきたら自分と向き合ってください。

夫に向けてる意識をすべて自分に向けてみると、みえるものがあるはずよ?

どれだけ我慢してたの?

どれだけ頑張ってた?

ほんとは、甘えたかったのでは?

もっと、やさしくしてほしかったのでしょ?

だったら、あなたはそれをちゃんと表現してきていたのかな?

どうせ、わたしが我慢しなきゃうまくいかない。

どうせ、わたしが頑張らなきゃダメ。

どうせ、どうせ、どうせ。。

そんなふうに思ってなかった?

夫が不倫したってことをきっかけに、そこ変えてみたらいい。

あなたは、ほんとはどんなふうに人生を生きたいの?

我慢してきたこと、やめてみればいいし、一人で頑張るのもやめちゃえばいい。

もっと人を頼り、人に甘えて、人に投げてみればいい。

あなたが、そんなふうに変われば、あら不思議!

夫も変わっていきますよ^ ^

被害者意識を手放せない人は、問題は夫ではないってこと。

そして、心の奥にある傷は、夫の不倫ではないってこと。

強固な被害者意識をお持ちの人向けの講座

必要かなあ。なんて思ったりもします。