不倫に対する見解3

ここから第2幕の幕開けです。

無理やり引き離したところで、体は戻っても、心が戻ってなければ、魂の抜け殻が目の前にいるだけのこと。

となれば、また虚しい思いをしてしまいます。

が、ここでも負けないでほしいんですよ。

今まで「恋愛」をしてたわけです。

あとになってあれは錯覚だった。と気づくことがあっても、その時には、「恋愛」を捨てなければいけない。

自分はなんて不幸だ。なんて思ってるかもしれませんし、それであってもなんらおかしくはないです。

その「恋愛」は錯覚。幻想であった。ということに気づき、しっかり妻と向き合えるまで

その人によってかかる時間が違います。

もっといえば、その不倫相手によっても時間が違ってきます。

必ずしも、自分の思う通りにはいかないのが普通ですから・・・

おそらく、この時期がもっともトラブルが多い時期かと思います。

なぜか?

二人の本質が表に出てくるから。

不倫という不誠実な行為にふけっていた自分 というのを、夫がどこまで認識をもてるのか?

他人のせいにするのではなく、きちんと自己責任の上で解決しようと思う人なのかどうか。

別れた不倫相手への気持ちをどう処理するのか。

家に帰れば、傷ついた妻がいるわけで、針のむしろの日々が続きます。

それにどこまで耐えることができるのかというその人のストレス耐性度も、もろに影響します。

「不倫麻薬」が脳の中で作用し続ける限り、本来の夫はそこにはいませんので

無理難題なことを言ったり、意味不明の行動をしてみたり。

それが暴力、暴言などに変わってしまう人もいるでしょう。

妻は、現実に向き合えない時間が続いても仕方のない時期です。

不倫されていた。という事実と向き合うだけでもかなりの辛さなのに、そこに 「不倫脳」の夫と毎日向き合うという辛さも加わります。

ここで、大切なのは、別れたばかりの夫の脳は まとも ではない。ということ。

どんなに冷静にみえても、とっても脳は混乱しているし、どうするべきか?

と計算している最中

思考、感情、行動 が一致していない状態なので、自分の気持ちがまずみえていない。

パソコンでいうと、フリーズ状態の脳だということ。

けれど、実際は、生きているわけですから、固まっているわけでもありません。

なので、妻からすると、なかなか理解できないという状況に陥るのでしょうね・・・

パソコンも固まってしまった時には、しばらく時間をおけば勝手になおるのに

どうしたんだ!と何度もクリックして余計におかしくしてしまう人が今もいるかと思います。

それと同じですね・・

そう言う時は、つつかず、時間を稼ぐといい場合が多いです。

けれど、責めたくなるんですよね・・・・・

裏切り行為を・・・

その夫婦がどういう形で再生していくのか?

という一番大切なところでもあります。

不倫相手を忘れられない夫が、どのようにしてその気持ちにケリをつけ家庭に戻る決心をするのか?

逆に言えば、そう決心してもらえなければ、再生はできないということ。

不倫発覚から半年までくらいの時間は、とても大切なもの。

二人ともが混乱しているので、二人ともがまともな脳ではないという時期

おまけに、ばれたから身を引きます。という女でなければ、もっとややこしくなるしね。

ここで、双方の両親や、子供を巻き込むか巻き込まないかによって、さらに問題の大小が変わってきます。

両親や子供を巻き込んでしまった場合、夫婦が再生したとしても、その問題もきっちりクリアにするということが必要となってきます。

私はできれば、不倫問題は、夫婦の問題だと捉えた方が、後々楽だと思っています。

もちろん、両親に相談する。ということにおいては、ケースバイケースですので

必ずしも止めておいた方がいい。というわけではありません。

が、子供には NGだということ。

ある程度大きくなった子供に、話を聞かせたりする人もいますが、

子供を親代わりにしないようにしてほしいと思います。

ある程度の年齢まで成長したら、親の不倫問題の弊害というのは、その時すぐに出るものではないです。

親身に聞いてくれるからといっても、子供の心は泣いてますよ・・・

夫に不倫された上に、子供のことまで・・

私が悪いの?

って思った方もいらっしゃるかもしれません。

悪いとか、悪くない。の問題ではなく、親としての責任の話です。

夫の不倫が子どもにばれてしまうこともあるでしょう。

ばれてしまったら、対処すればいいんです。

以前の記事にもしましたが、それによって傷つけた子供の心を、自分が回復することを見せることによって挽回すればいいんですよ。

私が言いたいのは、子供を相談相手にしない。ということです。

発覚後は混乱しているので、そこまで意識がいかないことも多いです。

もし、今その時期にいらっしゃる人が読んでくださったとして、

子供に相談している方がいらっしゃったら、ぜひ、考えてみてくださいね。。。。

つづきます