夫に変わってほしいですか?

苦しみの原因となるのは、いろいろあります。

その中でも1位2位を争う原因というのが

変わってほしい

という期待

大声で言います。

人は自分の意志で変わろう。と強く思って努力を重ねない限り変わらない!!

たとえ、愛する人に変わってほしいといわれても、その「ふり」をすることはできても、
自分自身が変わる必要性(変わることで自分に得があることに気付く)を感じない限り変われません。

もし、変わることでしか妻とはうまくいかない。
と思ったら、その時は、変わろうと思うでしょう。

けれど、夫側にしても、妻に変わってほしいと思う部分はあるはずで、
そこ、妻が変わらなければ、妻のために変わろうと思う心は萎えてきます。

いや、萎えるというか、薄れてくるので、また元に戻るのですね。

だから、変わってほしいと願い続ける限り、その期待は裏切られ続けることになり、
失望を重ねて、心が折れていく・・・

夫婦を再生することにおいて、簡単な方法があるとしたら

変われるものは何か?

変われないものは何か?

をきっちり表面化させることです。

そうすると、相手に変わってほしいと願うことはあっても、それを期待しなくなりますから。

変わることのない特徴をもつその人間こそが、自分の夫である。

ということ、

どれだけの期待はずれの出来事があったら、気付けるのでしょう?

そこに気付かない人は、何度も何度も形を変えて、失望を重ねることになります。

いいかげん気付いてよ!!!!!!

って、あなたを護る後ろの方がおっしゃってるのだと、私は思いますよ?

相手を変えたいという思いが強いのであれば、まずは自分を変える努力をしてみてほしい。

この努力がどれだけ大変なことか?

何十年も、子供の時代からの思考の癖を変えることってそう簡単ではないです。

心のフィルターを入れ替えるのって、とっても難しいことです。

できた人は、いとも簡単にそれをなしとげたかのように話すことがあるけれど

私は、とっても苦しかった。

夫の不倫発覚が発端になったけれど、自分を変える。自分の心のフィルターを替える、

ということが、どれだけの苦痛が伴うのか。

本当に辛かったです。

でも今はありのままの自分でいることが、こんなに楽なんだと実感できるようになっています。

今まで、自分では気がつかないうちに、いろいろと無理をしてきていたことにも気付いたし。

自分に正直に生きてきたつもりだったけど、感情に蓋をしていた部分がたくさんあったことにも気付きました。

私が子どもの頃から身に着けていた、自分を守るための思考の癖

それらの「守り」は、今までは役に立ってきたのだろうけれど、もうこれから以降は必要のないものになるということ。

それを夫の不倫で気付けたということです。

私は、夫に不倫されたという現実を実は嫌ってはいません。

自分の人生において、とっても残念な出来事であったには違いがないけれど、

マイナスが大きいものは、プラスも大きいのです。

もともと、欲張りな私だから、マイナスだけで終わらせるのは、「もったいない」という思考で

プラスを探したのがよかったのだろうと思います(*^_^*)

今プラスが見当たらなくて心が迷い子になっている人がいたら、ぜひ、探すことに重きをおく日々を過ごしてください。

辛い、悲しい、悔しい、みじめだ。そういう負の感情を1年目はどっぷりと味わって 泣くなら泣く

物にやつあたりしてもいいし、大声で叫ぶもよし。

夫に聞いてもらうのもよし。

一人で我慢せず、吐き出していくことで負の感情を自分の中に取り込んでいけるはず。

人間生きていれば、楽しいこと、うれしいことばかりではないのは当たり前。

負の感情だけを避けることはできません。

そうやって心を整理していくと 自分がどれだけ不可能なことを願い続けていて失望したのか?に気付けるようになると思います。

変えられるものは変える。→ 自分の思考の癖

変えられないものは何かを知る。→ 夫(夫自身が変わりたいと思わない限り)

どう頑張ってもどうにもならないものもあることを知る。 → 脳のしくみ、ホルモンの働きなど

それらをきっちり分けることができて、思考レベルだけではなく心が納得できたときには、もう心が回復に向かっているはずですね!

そこにたどり着くまでが、苛酷な道ではあるけれど。。。。。

夫を変えて、自分の思うどおりに夫婦を再生しようと思ううちは、自分が選んで苛酷な道を歩いているということでもあります。

そこから早く抜けたいのなら。。。。。

っていうお話でした(*^_^*)

あなた次第で 苛酷な道は抜けていけますよ!