夫婦再生事例 その18-1

Hさん

カウンセリング期間  約4年
電話カウンセリング
コミュニケーションセミナー(電話にて)
フォローサポート等

ごくごく普通の朝です。
どこの家庭にも訪れる休日の朝。
夫は新聞を読みながらコーヒーを、私は夫が淹れてくれたコーヒーを飲みながらこの記事を書いています。

こんなにも平凡でありふれた朝を迎えることができる幸せ。

ゆうこさんにあの日、出逢っていなければ、今日のこの幸せはまだまだ先のこと?…いえ、一生無かったかも知れません。

出逢って1年後には結婚していた私たち夫婦。子どもたち3人に恵まれ、家も建て、夫は仕事に忙しいけれど、一生懸命働いてくれていて、私は長女が生まれるのを機に家庭にはいり、ずっと専業主婦。
優しい夫と、可愛い子どもたちに囲まれてホントに幸せでした。
ずっと夫を愛し続けている私は幸せだと思っていました。
この関係が崩れるなんて想像もせず…。

2008年5月27日…
いつもと何にも変わらない家族の団欒の時間。

あぁ、今、この記事を書くにあたっても、胸が締めつけられて苦しい。

あの日の私に教えてあげたい。
大丈夫だからね…大丈夫。

家族の団欒を割って入るかのように夫の携帯がなった。

もしもし、もしもーし。

この時の夫のこの声が後々までずっと私の耳に残り、苦しめ続ける。

かつて、私と恋愛していたころに聞いていた、甘ったるい優しい声。

決して無言電話に向かって発する声ではない。

心がザワザワした。
「誰?」
夫は同僚名前を告げた。

修羅場はこんな風に始まりました。

私の心の芯が音を立てて崩れていきました。

過去のことと、わかっているのに…やっぱり思い出すと辛かった私が出てきます。

ホントにつらかったよね。しんどかったよね。がんばったよね。

夫に思いっきり依存し、自分の心も立て直すことができず、夫に何とかして欲しいとばかり思っていました。

何にもできず、ご飯も喉を通らず、日に日にやつれていく。
外にも出れず、家事もできず、ただ膝を抱えて、夫の帰りを待っていました。

いろんなこと思い出してしまいました。
私の大好きな桜の季節を苦しい季節にしたのは、紛れもなく夫です。

発覚した時に知った、桜の季節の夫のラリラリっぷり。
そして、水面下だったことが発覚した、1年後も春だったので、私の大好きな春は苦しい季節になりました。

私がゆうこさんに出会ったのは、藁をもすがる思いでネットサーフィンをして、たまたま見つけたゆうこさんのBlogでした。

ずっと読ませていただいていて、ある時、サポート募集の門が開きました。

あの時、まるで誰かに導かれるように、ゆうこさんにメールを送りました。

ゆるしのコース…というのがあったころです。

夫は発覚後、1年の水面下を終わらせ、女と別れていました。
女は夫に捨てられたと、別れ話の10分後には私に全部暴露してきました。

そこからが、本当の地獄だったのですが…。

その地獄から這いだすためにゆうこさんのサポートを受けました。

サポートは自分と向き合う旅でした。

苦しかったです。何しろ自分というものに全く自信がなく、夫に依存していましたから。

サポートを受けていても、襲ってくるフラバに、逆ギレする夫に、ズタズタな毎日でした。

ゆうこさんはそんな私に、違うサポートを提供してくださりました。

あの手この手、ゆうこさんが持っておられる引き出しから、その時の私に1番合うものを、それとなく出してくださる。ありがたかったです。

大阪でのワークショップに参加した頃から、急激に変われたように思います。

その場には自分と同じような体験をした、それでいて、明るい柔らかいオーラを持った素敵な方々が集まりました。

初めて会う方ばかりなのに、涙がでる、なんでも話せる不思議な体験でした。

毎月の電話でのサポートの時間も私にはなくてはならないものでした。

ゆうこさんと話していると、パーっと心が晴れていくのです。
暖かい柔らかい空気に包まれているような感じです。

初めこそ夫の不倫についてのお話が中心でしたが、いつの間にか、私自身の話や、仕事のこと、子どもの話が主になっていきました。

こうして、私の崩れた芯、軸が再び出来上がっていきました。

私自身が私を愛し、ゆるし、認める作業こそが一番大変で辛く苦しい時間でした。
それが私の心の中で自然に腑に落ちた時、夫の不倫のことも過去のものだと、思えてきました。

夫は夫。私は私。
元々、性格も育った環境も違う他人が出逢い、生涯を共にすることの意味がやっと理解できました。
夫や、子供たち、ひいては私に関係している人たちとの間にもきちんとした線引きができるようになりました。
そうするとどうしたことでしょう!!
今までに本当に、生きづらいことや我慢することが多かったのですが、
抱えていた悩みもスパッとなくなり、生きやすくなりました。

もちろん、夫の不倫による精神的不安やフラッシュバックなど、不倫をされた人が経験する悲しみは嫌というほど経験しました。
のたうちまわるような、地獄や修羅場を何度も何度も見ました。
飲めもしないのにお酒を飲んだり、血だらけになるくらい手首を切ることもありました。
夫の逆ギレもありました。
それでも、変われたのです!

もう一つ。
夫がゆうこさんのカウンセリングやサポートを受けてくれたことも、大きかったです。お世話になりました。

ゆうこさんがよくおっしゃっている『ギフト』、本当にあるんです!

私は見つけました^ ^

ゆうこさんとの出逢いは私のかけがえのないものとなりました。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
そして、みなさんが素敵なギフトを見つけられますように!
ゆうこさんの愛、注いで差し上げてくださいね(*^^*)

Hさん

サポートを卒業されて約1年

きっとこの1年の間にもいろいろなことがあって、ご家族で乗り越えてこられたのかなと思います。

うれしいこともあったようですし、生きてるって素晴らしいですよね!

地獄のどん底をさまよっていたHさん

それを必死の思いで 支えていらしたご主人

当たり前の日常こそが幸せ。

この言葉が 自然と心からでるって、これもとっても素敵なこと。

なくなるかもしれない。

そんなところを乗り越えたからこそ、出てくるのでしょう。

去年、ご夫婦で会いに来てくださって、そのときの笑顔が目に焼き付いています。

ほんとに、よかったですね!!!

いつまでも、いつまでもお幸せに!!!